道 徳 経
~道家武当龍門派 武保門保健医療気功~
軽がしからば則ち臣を失い、躁がしからば君を失う
(かろ がしからば すなわち しん を うしない、さわ がしからば くん を うしなう)
そそっかしさで大臣を失い、騒ぐことで主を失う
そそっかしい行動をとる事で、従ってくれる人がいなくなり、
騒がしい行動で主宰者としての力が無くなります。
十分に理解されていると思いますので、
この章の文献は主に気功に当てはめた事を書きます。
「道(タオ)」の道に従う人も同じであり、いつも意識に静けさを持つ事で、
精神的な調和と、身体の調和が保てます。
もし、いつも不安、心配、悲しい、空しい、怒り、悔しい、憎いなどの
「負」の感情で頭が一杯になると、精神と身体の調和がとれなくなり、
「気の量」が減ったり、「気の質」が汚れたり、硬くなります。
同じ様に慎重さを持つ事は、静けさを持つ為の基本であり、
慎重さを失い、焦る事や騒ぐ事で、身体の臓器、細胞、血液などをコントロール出来なくなり、
気功練習の効果も無くなり、健康上の問題が出る可能性があります。
道家武当龍門派 武保門保健医療気功 氣法師 細川 昂佑
次回の予定は2月1週目です。
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